ABOUT リヤドロについて
HIGH PORCELAIN リヤドロが描く世界
バレンシアの工場で生まれる
唯一無二の芸術作品
アイデアの誕生からモデリング、エッチング、絵付けにいたるすべてが、ブランド独自の工程として編み出されてきたものです。リヤドロの熟練アーティストとデザイナーから成るチームは、受け継がれてきた技法を守り、イマジネーションを作品へと落とし込みます。いにしえの錬金術師が手間と愛情を惜しむことなく技を成し遂げたように、たっぷりと時間をかけて。
リヤドロの代名詞である置物、ライティング、ホームアクセサリー、そしてジュエリー。いずれも世界唯一の工場で、今も人の手によって生み出されています。数多くの類いまれなポーセリンが、このバレンシアの工場から世界へと送り出されているのです。
リヤドロの代名詞である置物、ライティング、ホームアクセサリー、そしてジュエリー。いずれも世界唯一の工場で、今も人の手によって生み出されています。数多くの類いまれなポーセリンが、このバレンシアの工場から世界へと送り出されているのです。
PASSIONATE IDEAS 念入りな構想
インスピレーションを
厳密に実現するための情熱
新たな作品が誕生するまでには、数えきれないほどのプロセスが待っています。ハイポ―セリンコレクションの中でも手の込んだ作品になれば、磁器でアイデアを形にする準備だけで、着想から5年ほどかかることも。
始まりはもちろん芸術家のインスピレーションです。そこから伝統的な道具や自身の手を用いて、具現化のプロセスが進められていきます。複雑なドキュメンテーションと粘土・塑像用粘土を使ったクラフトによって、スケッチが形になっていくのです。人物像を生み出す場合はモデルを見つけ出すことも欠かせません。
スケッチをモデリングしたのち、リヤドロらしい芸術性が加味されていきます。この工程はしばしば高揚感を伴うものです。同時に、作品として再現するためピースをパーツに分解して視覚化するための集中力も求められます。ときには400以上のパーツ分割が必要なことも。リヤドロの技術チームがこの複雑な工程を担ってきました。
パーツ分割の工程によって、アラバスター(雪花石膏)による表現の基礎が完成。そこに人物や建物、衣服や植物などのディテールを吹き込むのが彫刻家や装飾職人の仕事です。工芸技法や彫刻技術による細部のエッチングが行われます。こうして生み出されるのが鋳込み型セットのベースであり、最終的な鋳込み型を得るための原盤作りに用いられます。
始まりはもちろん芸術家のインスピレーションです。そこから伝統的な道具や自身の手を用いて、具現化のプロセスが進められていきます。複雑なドキュメンテーションと粘土・塑像用粘土を使ったクラフトによって、スケッチが形になっていくのです。人物像を生み出す場合はモデルを見つけ出すことも欠かせません。
スケッチをモデリングしたのち、リヤドロらしい芸術性が加味されていきます。この工程はしばしば高揚感を伴うものです。同時に、作品として再現するためピースをパーツに分解して視覚化するための集中力も求められます。ときには400以上のパーツ分割が必要なことも。リヤドロの技術チームがこの複雑な工程を担ってきました。
パーツ分割の工程によって、アラバスター(雪花石膏)による表現の基礎が完成。そこに人物や建物、衣服や植物などのディテールを吹き込むのが彫刻家や装飾職人の仕事です。工芸技法や彫刻技術による細部のエッチングが行われます。こうして生み出されるのが鋳込み型セットのベースであり、最終的な鋳込み型を得るための原盤作りに用いられます。
EXCELLENT PROCESS 卓越した仕上がりを求めて
火と色彩の魔法をもたらす
奇跡のような職人技
ようやく完成した鋳込み型に、アーティストが陶土液を満たしていきます。入り組んだパーツを多大な集中力で取り出し、組み立ててゆく中で作品に命が宿るのです。例えば、リヤドロを代表するモチーフの一つである花。そのどれもがユニークなものとなるよう、専門のアーティストが手作業でセットしています。また、幾たびもの鋳造によって型は劣化していくため、定期的に鋳込み型を作り直すことも忘れません。
制作において言及すべきもう一つのプロセスは、色彩装飾でしょう。リヤドロのパレットは4,000以上の色彩を持ち、今なお進化を遂げています。限定コレクションなど限られた作品も含め、より豊かなパレットへと変わり続けているのです。リヤドロが誇る装飾技術は、目を見張るほどの多様さを誇ります。色付けの名人たちはぶれのない手腕によって作品を彩り、細部のディテールまで描き出します。艶のある光沢、サテン調、マットなど、風合いのバリエーションもさまざまです。
そして、窯での焼成という最後にして重要な工程を忘れてはなりません。磁器はまるで生き物であり、その仕上がりは窯の中で決定づけられるのです。素材は丸1日かけて最高1,300ºCの中で焼き込まれます。リヤドロの魂が宿る瞬間です。熱を受けて素材が縮小する際、その減少率が均一(約15%)でなければパーツは意味を成しません。すべてがダメージを受けることなく均一に焼成されるのは、まさに偉業だといってよいでしょう。
このような精力的なプロセスの末に、ようやくリヤドロならではの卓越性が実現されてきました。その徹底は、もちろん品質管理にも及んでいます。完成後の作品はいくつもの検査をクリアし、ブランドが求めるレベルに達したことを保証された状態で人々のもとへ届きます。国際的に称賛されるエクセレンスは、アーティストや技術たちによる専心の結晶なのです。
制作において言及すべきもう一つのプロセスは、色彩装飾でしょう。リヤドロのパレットは4,000以上の色彩を持ち、今なお進化を遂げています。限定コレクションなど限られた作品も含め、より豊かなパレットへと変わり続けているのです。リヤドロが誇る装飾技術は、目を見張るほどの多様さを誇ります。色付けの名人たちはぶれのない手腕によって作品を彩り、細部のディテールまで描き出します。艶のある光沢、サテン調、マットなど、風合いのバリエーションもさまざまです。
そして、窯での焼成という最後にして重要な工程を忘れてはなりません。磁器はまるで生き物であり、その仕上がりは窯の中で決定づけられるのです。素材は丸1日かけて最高1,300ºCの中で焼き込まれます。リヤドロの魂が宿る瞬間です。熱を受けて素材が縮小する際、その減少率が均一(約15%)でなければパーツは意味を成しません。すべてがダメージを受けることなく均一に焼成されるのは、まさに偉業だといってよいでしょう。
このような精力的なプロセスの末に、ようやくリヤドロならではの卓越性が実現されてきました。その徹底は、もちろん品質管理にも及んでいます。完成後の作品はいくつもの検査をクリアし、ブランドが求めるレベルに達したことを保証された状態で人々のもとへ届きます。国際的に称賛されるエクセレンスは、アーティストや技術たちによる専心の結晶なのです。
History of LLADRO リヤドロブランドの歩み
1950年代、スペインのリヤドロ三兄弟(フアン、ホセ、ビセンテ)が生み出したブランドの物語をご覧ください。彼らは今日、ポーセリンに人生を注ぎ、確固たる地位を築いた偉大なアーティストたちとして知られています。
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三兄弟の冒険の始まり
リヤドロ三兄弟は、今なお知られる名窯「マイセン」「セーヴル」「カポディモンテ」の作品に影響を受けて創作へと踏み出しました。ことの始まりは1953年、アルマセラ村の自宅で、最初のプレート・花瓶・陶器の置物が誕生したのです。
1950年台は、複雑な技法による花やチュールをモチーフとした作品が台頭した時期。現在も高く評価されている技術が用いられています。50年代末期には、リヤドロ初のショップがバレンシアにて開店しました。 -
スタイルの確立
独自のアートを追求した末、60年代にはリヤドロならではのスタイルが誕生しました。この細長いフォルムの導入により、リヤドロ作品の名は世界へとどろきます。まるで重力の限界に挑むように、作品はますます動的で技巧的に。
これまでの時代はトリプルファイアリングが主流でしたが、リヤドロは先駆けてシングルファイヤリング方式を取り入れています。手法の革新により、パステルトーンという大きな特徴が生まれました。ブランドの新たな特徴が、このとき確立されたといえるでしょう。
また、プロフェッショナル・トレーニングスクール(職業訓練学校)の創設もこの時期に行われます。正当な資格を持つ技術者・アーティストが育成され始めたのです。また、アメリカ市場にも参入するかたわら、1969年には本社を現在のタベルネス・ブランケス(バレンシア)に移設しました。 -
世界的な認知を確立
1970年台は、リヤドロにとって大いに多忙でありながら、作風の成熟を迎えた時代です。品質面が担保されたことで、より野心的な挑戦が可能になりました。リヤドロ初の限定シリーズも誕生し、ブランドがより世界的に認知されるところとなります。
絶え間ない研究の末、新素材を用いたグレス(ストーンウェア)が誕生。これによってリヤドロの創造性は一層広がりを増し、土の色調と耐性による新たな魅力が確立されました。 -
次なる高みへと到達
この時期も、新しい表現方法への挑戦は止むことを知りません。素材を思うままに扱う技法によって、卓越したモデリング力が実現しました。スカルプチャ―、カプリス 、ゴエスカスを代表とする、非凡なコレクションの誕生です。クリエーションとイマジネーションの喜びがあふれる作品群といえるでしょう。
1985年には「リヤドロソサエティ」が発足。 ブランドのポーセリンコレクターは、10万人を超えました。またこの時期には、海外展開における2つの大きな成功が成し遂げられます。1986年にブランドはアジア進出を叶え、日本と中国に子会社を設立。 1988年にはニューヨーク・マンハッタンの5番街に、リヤドロ初の博物館とギャラリーが置かれました。このグローバルな展開は、ロシア・東欧・インドなどの新興市場においても引き継がれていきます。 -
変化と卓越性
90年代は、リヤドロにとって大きな変化の時代でした。特に、アーティストによる技術とディテールの粋ともいえる、鮮やかな花のモチーフの数々が生まれ変わっています。
1991年には、リヤドロ彫刻の展示会がエルミタージュ美術館(サンクトペテルブルク)にて開催。「コーチ」と「本を読むキホーテ」が常設コレクションとして扱われることとなります。1995年には、銀座に初のリヤドロブティックを開設。 翌年にはハイエンドな通りとして知られるマドリード・セラーノ通りにも店舗をオープン。さらにその翌年には、ビバリーヒルズ・ロデオドライブにブティックが置かれました。
またこの頃、フェリペ皇太子賞国際化部門(1993年)、フェリペ皇太子賞競争力部門(1997年)という2つの名誉ある賞を授かっています。 -
新たなる流れ
新世紀には、次なる高みとして表現力を広げていきます。ハイポーセリンは、リヤドロの作品の中でも選び抜かれた作品群です。芸術的・技術的に優れた品質を誇るコレクションとして知られています。同時に、白磁のマットな彫刻作品や、鮮やかな色彩が施された作品も誕生。表現力にあふれ、よりスケールを感じさせる作品がリヤドロの新たな扉を開きます。2002年には、リーディング・ブランド経営部門でフェリペ皇太子賞を受賞しました。
また、宗教的なモチーフを扱った作品も、重要な位置を占めることに。これは、ブランド設立より重んじられてきた「繊細さと賞賛をもって最も多様な文化の精神性を扱う」価値の表れでしょう。こうした感性はインスピレーションの源であり、挑戦の原動力でもありました。
その多彩なラインナップは、優れた社外デザイナー(ハイメ・アジョン、ボードー・スペリン、カルデサックら)との協働によって輝きを増していきます。デザイナーたちの存在は、作品にオリジナルの芸術性を加えていきました。また2006年にはペトロフスキー・パッサージュ、2009年にはGUMモールとモスクワに2軒のブティックが誕生しています。 -
さらなる多様化
2012年には、ニューヨーク市・マディソン街500番地に新たなブティックをオープン。2017年に、PHI Industrial Group(企業の積極経営に特化したスペインの投資ファンド)により買収されました。この時期も、社外デザイナーとの独創的なコラボレーションは広がりを見せています。ポール・スミス、ロリト、ゲイリー・ベースマンなどの著名なデザイナーがその例です。
リヤドロは、ライティング、ホームアクセサリー、ジュエリーといったラインの製作にも尽力していきます。エレガントかつモダンな、唯一無二のライフスタイルを示すポーセリンブランドとして、ますますの発展を続けているのです。
MEDIA メディア情報
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準備中
更新まで今しばらくお待ちください。
SHOP 会社概要
- 会社名
- 𠮷田興産株式会社
- 住所
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大阪府吹田市千里丘上15-15 - 電話番号
- 06-6878-2300
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