淡いピンクやブルーで彩られた花をあしらった本作品は1,500体のみの限定制作です。 このキューピッドの制作にあたり、彫刻家がイメージしたのは、ルネッサンス期の天使の表現。 天使は野の花で作られた腕輪をつけ、花輪を頭に載せています。 花弁を1枚ずつ引きながら「愛してる。愛してない…」と花占いに興じています。 この作品はリアリズムを極めた彫刻的な表現とともに、1歳くらいの赤ん坊をモデルに彫刻家が技術の粋を尽くしています。 花占いに没頭する愛くるしい天使の姿には、本物の赤ん坊を前にしたときのように、 微笑ましく愛くるしい感情が沸くのを禁じえません。